金属アレルギーについての院長の考え方

予備軍も含め1,000万人の方が金属アレルギー!?

近年、増加する金属アレルギーは、その予備軍も含め1,000万人(日本人の12人に1人)の存在が推測されています。
虫歯治療に一般的に使われている金属にも、金属アレルギーのリスクがあることを知っていましたか?


生麦駅前歯科クリニックでは、金属アレルギーの原因となる歯科金属を安全に除去し、身体の害が少ないセラミックなど保険内外を問わず、審美的にも優れた詰め物やかぶせ物の治療に力を入れています。


金属アレルギーと脱毛症

日本テレビ系列の「世界仰天ニュース」(2015年4月22日放送)で、金属アレルギーが脱毛の原因となることを放送され、患者様からも何件かお問合せをいただきました。
放送では、歯科金属が溶け出し金属イオンと毛根のケラチンというたんぱく質が結合し、それを免疫細胞が異物とみなし攻撃。 つまり金属アレルギー反応を起こしたため、毛を作る組織が破壊され毛髪が抜けたのだと言います。


テレビに出ていた被験者は、なんと小学生の時に入れた歯の金属(ニッケル)が、成人になってからの急激な脱毛の原因と診断されていました。 アレルギーは、花粉症と同じように、それまで何ともなかったのにある限界値を超えた時に急に症状が出るからです。

もちろん、脱毛のすべての原因がアレルギーではありませんが、アレルギーの一つの恐さが伝わる話かと思います。


金属アレルギーの原因となる歯科金属

テレビでは、ニッケルだけが挙がっていましたが、それ以外にもアレルギーを起こしやすい歯科治療で使う金属があります。

虫歯や歯周病の予防

コバルト、スズ、パラジウム、インジウム、イリジウム、クロム、 ニッケル、銀、水銀



しかし、私が所属しているバイオレゾナンス学会では、一般的には安全とされている、チタンや金でもアレルギー反応を起こす場合があるという報告を受けています。つまり、金属は基本的には使用しない方が良い様です。


生麦駅前歯科クリニックでの金属アレルギー治療

生麦駅前歯科クリニックでは、金属アレルギーの原因となる歯科金属を除去し、身体への害が少ないセラミックなどに置き換えるノンメタル治療も行っています。
(院長は、物質が身体に与える影響を調べるバイオレゾナンス学会にも所属しています)

ただ単に、口の中の金属を除去することは、審美的に良い状態にするだけではなく、身体への潜在的・顕在的なマイナスの影響を極力減らすことに繋がるのです。
ピアスやネックレスなどが肌に合わず、アレルギー症状が出てしまう方はもちろん、今現在、症状が出ていない場合でも、せめてこれ以上は口の中の金属を増やさないという対処が必要であると思われます。

皆様にとって口の中の金属をゼロにすることをお奨めいたします。


Q&A(金属アレルギー編)

金属アレルギーの症状とはどのようなものがありますか?
湿疹やかぶれの他にも、口内炎、歯肉炎、口唇炎、舌炎、口腔扁平苔癬などの顔や口の中に起こる症状や、上記の他に、通常の内科などで検査をしてもよくわからない症状(=不定愁訴)として、全身倦怠、疲労感、うつ、頭痛、微熱感、のぼせ、しびれ感、湿疹、四肢冷感などがあります。また、テレビでも放送された抜け毛などの影響も報告されています。
但し、金属アレルギーが原因かどうかは、総合的な判断が必要です。

特にむし歯ではありませんが、歯科金属を除去するだけの治療をしてもらえますか?
はい。大丈夫です。保険が利かない場合もあります。
(詳しくは、保険外治療費についてのページをご参考ください)